妊娠と出産をきっかけに休職や退職をした看護師さんにとって、復職の時期のタイミングや復職後に子育てとの両立ができるのか?などなど、多くの不安があると思います。

看護師ママが無理なく子育てと両立をするにはどうしたらいいのか?

ポイントをご紹介していきます。

出産後の復職の時期はいつがいいのか?

出産後、看護師として復職するタイミングとしては育休(育児休暇)を利用し、子どもが1歳になったときに復職をする看護師ママが多いようです。

また、看護師ママの中には、1歳に満たない、4~6ヶ月で看護師として復職した看護師ママもいますが、早期に復職ができる場合は、院内保育園などがありサポートが充実している手厚い支援が背景にあります。

看護師ママが復職して子育てを両立するために準備しておきたいこと

子供がいない人なら夜勤をしてもそれほど問題ありません。また、残業もこなす事ができます。しかし、子供がいると生活は大きく変わります。

幼稚園の送り迎えや夫や子供のご飯を作ることは、うまくスケジュールを組むことができますが、子供の急な発熱や幼稚園からの急な呼び出しなど予想外の出来事は必ず起こるものですから、看護師に復職して子育てとの両立を目指すのであれば、準備と心構えをしておくことが、無理なく両立に成功する一歩です。

無理なく子育てと両立して復職するには、働き方を変えてみるのも大切!

1日2回の授乳時間という制度があり、授乳のため仕事を抜けることができる院内保育園や子育て支援が充実している職場であればママも安心して看護師へ復職し、子育てができますが、そのような理想の職場ばかりではありません。

子育てはあなただけのペースで乗り越えられるものではありませんし、長期戦です。無理をせず負担なく両立をしていくには、復職をきっかけに働き方を考えてみるのも大切です。

まずは、優先順位を考えてみましょう。

「子どもとの時間」「自分の時間」「仕事」「お金」など、あなたが大切にしたいことはなんでしょうか?

とくにかわいい子供との時間を大切にしたいママは多いはず。

仕事と両立して子育てと育児をする上では、授業参観や運動会の子供の行事に出れずに子供に寂しい思いをさせてしまったことも。

また、子供の学校が学級閉鎖になり自宅で過ごすことになり1人にするわけにはいかないので職場に急な休みをもらったり、夜勤帯に子供が急な発熱をしたことで他の看護師に交代してもらったりなど、職場に迷惑をかけてしまった思いが強くなると、両立に自信がなくなってしまうものです。

せっかく復職をしても、大切にしたいものを我慢してもどこかで無理がくるものです。

最近では、子育て中のママにうれしい「時短勤務制度」を取り入れている医療機関が全国的に増えつつあります。正社員のまま時間を短縮して働くことができ、社会保険、退職金、昇進・昇格、福利厚生などの保証も手厚いので、「仕事をしっかりするための保証も必要」という人はぜひ活用したい制度ですし、選択肢として考えてみるのもいいと思います。

安心してください!看護師ママが働きやすい職場を知らないだけです。

院内保育園や子育て支援が充実している職場以外にも、夜勤がない職場があり転職をすることで子育ての両立の負担が減ります。

デイサービスや健診での看護師業務も選択肢の1つ。

育児中などで働く時間が限られている看護師さんなら、デイサービスセンターでのお仕事なら日勤のみで夜勤は一切ありませんし、医療行為の機会も最小限にとどまります。

また、健康診断の看護師業務も日勤のみで緊急対応が少なく、落ち着いて仕事にあたれる機会が多くなるでしょう。

上記のような職場は人気が高く応募競争率もかなりのものになりがち。

本格的にブランクから復帰を検討中の看護師さんの職場探しには、看護師専用求人サイトの利用がおすすめです。

サイト登録者限定で届く厳選求人などもチェックできますから、好条件の募集もより探しやすくなるはず。さっそくフル活用して、ご希望に合った職場でカムバックを果たしましょう!

復職にあたって、そのような環境が整っているかどうかについては看護師転職サイトの担当に聞けばすぐ分かるので有効活用していくことが推奨されます。